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「恋しさと せつなさと 心強さと」(いとしさと せつなさと こころづよさと)は、1994年7月21日に発売された篠原涼子の4枚目のシングル。小室哲哉プロデュースにより、本作と5作目の「もっと もっと…」は「篠原涼子 with t.komuro」名義で発表されている。小室プロデュースは6作目の「Lady Generation」まで。 == 解説 == *オリコン初登場は20位以下であったが、徐々に順位が上昇し、1994年9月26日付と、翌々週10月10日付のオリコン週間シングルチャートで1位を獲得した。 *累計売上は202.1万枚(オリコン調べ)。日本の女性ソロ歌手としては初めてCDシングル売上200万枚を突破し、ダブルミリオンを記録した作品となった〔2010年4月2日に放送されたテレビ朝日系『ミュージックステーション』において当該曲が放送された際に、画面下部に字幕で曲のエピソードとして売上に関して述べられている。〕。オリコン年間シングルチャートでは3位だが、累計売上では、年間1位の「innocent world」、年間2位の「ロマンスの神様」の二つを上回っている。 *1994年の『第36回日本レコード大賞』で優秀賞を受賞。『第27回日本有線大賞』で有線音楽優秀賞を受賞。1995年『第9回日本ゴールドディスク大賞』 ベスト5・シングル賞を受賞。 *この曲で1994年の『第45回NHK紅白歌合戦』に出場した。 *オリコン調べによると、映画タイアップ曲のCDシングル売上歴代1位。 *オリコン調べによると、アニメタイアップ曲のCDシングル売上歴代1位。 *このシングルは、東京パフォーマンスドールのプライベートレーベルである「Cha-DANCE」レーベルより発売されたが、表題曲とカップリング曲の「GooD-LucK」はCha-DANCEレーベル離脱後の1995年8月21日発売の2枚目のソロアルバム『Lady Generation 〜淑女の世代〜』にも収録されており、こちらでもオリコン週間アルバムチャートで1位を獲得している。 *本曲は1994年公開の長編アニメーション映画『ストリートファイターII MOVIE』の挿入歌だったが、後にカプコンから1995年にリリースされたアーケードゲーム『ストリートファイターZERO』のゲーム中においても、映画でのシーンを再現した隠しモード「ドラマチックバトル」にて、この曲のインストバージョンがBGMとして使用された。この曲は家庭用ゲーム機への移植版では当初使用されなかったが、2006年発売のプレイステーション2版『ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーション』で家庭用初収録されている〔北米稼動版と『Street Fighter ALPHA Anthology』(ストリートファイターZERO ファイターズ ジェネレーションの北米版)ではベガのテーマ(Theme Of M. Bison)へと変更されている。〕。 *小室哲哉の曲ではよくあるイントロがサビのパターン。本曲のパターンをA,B,Cに分割した場合、通常のパターンだとC,B,Aの順で組まれるであろう流れを、あえてA(サビ)を最初に持ってきたところが当時の小室哲哉の非凡なところである。サビが劇的であり、また効果的なPVが使用されたこともヒットに寄与したと考えられる。 *当時カラオケ映像では「本人が映るのはNG」と言う規定があった。対して小室は「何故演歌ならOKなのに、ポップスでは駄目なのか」と主張してソニー系列の楽曲で初めて本人が映る動画をカラオケ店で流す事を許可された。その為にPV制作はエイベックスが担当する等、小室は音楽制作だけではなくどの様に露出展開するかまでに言及した〔シンコーミュージック刊 『誰も教えてくれなかった本当のポップ・ミュージック論』 市川哲史著より。〕。 *総合格闘技シューティングのエースであった朝日昇選手が、試合の入場曲に使用した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「恋しさと せつなさと 心強さと」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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